イスラムを知る:モスクの紹介・マレーシアのモスク、そして東京ジャーミー

モスクとはイスラムの礼拝所のことです。アラビア語ではマスジド(مَسْجِد‎, masjid)と呼びます。モスクという語の語源もここからきているようです。さて、3日前にモスクについて書きましたことから、今回はマレーシアのモスクの画像を紹介しようと思います。イスラムというとアラビア半島で誕生し、そこから次第に勢力を拡大していったために、中東地域の大部分の国の人々はイスラムを信仰しています。中東全体のなかでムスリムの割合は非常に高いでしょう。でも、イスラムを信仰している人達の数、つまりムスリム人口が多いのはアジアなのです。要するにアジアは人口が多いといいうことです。インドネシアの2億人の殆どがイスラムと言われていますように。今回紹介するのはマレーシアのモスクです。マレーシアは「マレー系」「中国系」「インド系」の人たちがいることで有名です。異なる人種・言語・宗教・文化などを有しながら、共存している国です。ですから、私が現役で教員をしていたころには、勉強のために学生を連れて行ったこともありました。その時は現地のトヨタ自動車の工場を見学し、責任者に講義をして頂きました。民族間の複雑な事情もあるようですが、企業も政府も社会も安定に努力しているようです。

では、モスクです。クアラルンプール (KL) には国立のモスクがありました。これまで見ていたモスクとはちょっと違って、モダンでしが。1500人も入れるという大きな広間は「モスク?」という印象でした。次の写真です。

ミナレットも先に説明したときのものより、ずっとモダンでおしゃれな感じがします。翌日、KL から少し離れた地方のモスクを見ることができました。こちらはこじんまりしたモスクで土地の有力者が建てたような説明を受けたように思います。感想は「金ぴか」という印象でした。

マレーシアにはイスラム・アート美術館(正式名ではないかもしれませんが)があって、そこではアラビア書道の作品も多く展示されているそうです。今度、訪れたときには是非とも行ってみようと思っています。

最後に、東京ジャーミーの絵葉書がありましたので、これらを載せたいと思います。日本にもこんなに立派なモスクがあります。トルコ大使館が管理しているそうです。是非とも皆さん訪れてほしいものです。

 

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