中東におけるコロナの状況

新型コロナウイルス感染症に世界中が脅かされ始めたのが、今年の初めでしたから、もう5ヵ月にもなりますね。日本でも全国で緊急事態宣言が発出され、現在も8都道府県で継続されています。でも、感染者の増加も緩やかになりつつあることが、せめてもの救いというものです。私自身は定年退職者でありますし、非常勤の大学講師も後期のみなので、外出する必要もなく隠遁生活(笑)をおくっています。運動不足を回避するため、毎日5000歩程度のウォーキングを続けています。さて、冒頭の画像はPCのスクリーンショットですが、米国のジョンズ・ホプキンス大学が立ち上げている新型コロナウイルス感染状況ダッシュボードです。ニュースメディアを初めとして世界中から毎日十億人以上のアクセスがある信頼高いサイトです。世界中のデータを集めて、このようなサイトを構築することのできる機動力は驚くべきことです。大学の研究機関としてのポジションを見事に維持できていることに感心するばかりです。

今回はこのブログの対象としている中東地域のコロナの感染状況をこのサイトから拾い集めましたので、それを紹介いたします。中東では最初イランが多くの感染者を出しました。その後、イランよりもトルコの方が多くなり、今現在はトルコが最多となっています。死者はイランの方が多いですね。サウジが5万人台、カタールのような人口が少ない国でも2万4千人と意外と多いです。下の表にまとめていますので、そちらをご覧いただければ私の説明は不要と思います。この数値がどれほど正確なのかは分かりません。イエメンなどでは少ないのですが、どこまでデータが把握されているのかという点もあるでしょう。医療設備の整っていない地域や感染症対策の不十分な地域もあるでしょうから、コロナが拡がらないことを願うばかりです。

Country Infected Death Country Infected Death
Turkey 150,593 4,171 Bahrain 7,184 12
Iran 122,492 7,057 Oman 5,379 25
S.Arabia 57,354 320 Iraq 3,554 127
Qatar 33,969 15 Lebanon 931 26
UAE 24,190 224 Jordan 629 9
Kuwait 15,691 118 Yemen 130 20
Egypt 12,764 645 Japan 16,305 749

この数値は一応5月19日午前のものです。日本は中東ではないので色を変えています。そして、日本のサイトにおいて、19日午前10時ののものとして発表されているのは、感染者16,635人、死者763人ということです。

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