今回は基本的な動詞をまとめて紹介しておきましょう。文法の基本を覚えればあとは単語を覚えて行けばいいわけですが、というものの「単語は自分で辞書を引けばすぐに分かりますよ」というのも不親切なので、使用頻度の高いと思うような動詞を一覧にしておきましょう。ここで重要なことは動詞の原形(基本形)に対する語幹(語根、不定詞などという参考書もあります)です。語幹を知らなければ動詞の現在形を作れないからです。(講座6の現在形の作り方を参照してください。)
日語 | 英語 | 原形 | 発音 | 語幹 | 発音 |
行く | go | رفتن | raftan | رو | rav, rou |
来る | come | آمدن | ア(o)ーマダン | آ | アー(o) |
与える | give | دادن | dadan | ده | dah |
書く | write | نوشتن | neveshtan | نویس | nevis |
払う | pay | پرداختن | pardakhtan | پرداز | pardaz |
料理する | cock | پختن | pokhtan | پز | paz |
見る | see | دیدن | didan | بین | bin |
食べる | eat | خوردن | khordan | خور | khor |
飲む | drink | نوشیدن | nushidan | نوش | nush |
読む | read | خواندن | khandan | خوان | khan |
眠る | sleep | خوابیدن | khabidan | خواب | khab |
売る | sell | فروختن | frukhtan | فروش | furush |
持ってくる | bring | آوردن | avardan | آور | avar |
持っていく | بردن | bordan | بر | bar | |
get | گرفتن | gereftan | گیر | gir | |
聞く | hear | شنیدن | shenidan | شنو | shenav |
理解する | understand | فهمیدن | fafmidan | فهم | fahm |
洗う | wash | شستن | shostan | شو | shu- |
する | do | کردن | kyardan | کن | kyar |
思いついた基本的な単語をリストアップしてみました。動詞の数は勿論まだほかにもありますが、この程度でもかなり使えるのではないでしょうか。それと次にもしかしたら最も重要で使用頻度が高いかも知れない動詞を紹介します。それは「する」という動詞です。英語の「do」に相当する動詞です。上の表の一番最後の行で太字にしている動詞です。
「する」という意味で使うのは勿論です。が、名詞につなげると、その名詞を動詞化することになります。例えば「仕事」は「カール کار 」です。カールとキャルダンで「働く」です。「考え・思い」は「فکر 」です。キャルダンを付けて、fekr kyardan で「考える・思う」となります。他にも「開く」は「バーズ・キャルダン」となります。「忘れる」は「ファラームウシュ・キャルダン」、「お願いする」は「khahesh kyardan」・・・・となります。このようにキャルダンを付けて複合動詞を作ることができるのです。キャルダンの他にも、上の表の中では「ダーダン」でも同じようなことができます。ダーダンは与えるといういみですから、「勉強という意味のダルス」とつながって「ダルス ダーダン」は「教える」になります。勿論「教える」というそのままの動詞もありますが、このような使いかたも知っておけば、役に立つものです。他にもありますが、「ヤヴァーシュ、ヤヴァーシュ(ゆっくり、ゆっくり)」やっていきましょう。