2025年アラビア書道京都作品展が終わりました

作品展が終わり、自分の作品が戻ってきました。前触れが何回かありましたが、今日、出品した作品をここで披露いたします。オマル・ハイヤームの詩の中から選んだものであり、その詩のないようについては既にお知らせしています。しかしながら、最終的に作品にしたのは四行詩の中の3と4行にしました。2行だけでも意味が成り立つのでそうしました。次の通りです。

インスタグラムにはペルシアのサントゥールのバックミュージックを付けているのですが。残念ながらここではできませんでした。どうぞご鑑賞下さい。

 

アラビア書道作品展終了:今年の出品作品です

作品制作のためにこのブログも長らく書けずにいましたが、昨日16日に作品展は終了しました。今年の出品作品は次のものです。

今年もオマル・ハイヤームのルバイヤート(四行詩)の中の一つです。ペルシア語の詩です。意味は作品の中に訳を入れていますが、小さくて読みにくいかもしれませんね。次に記しておきましょう。

美酒無くば、生きていられぬこの身体
酒無くば、身の重さにも耐えられぬ
酌人(サーキー)が 「もう一杯」 と囁くその瞬間、
私は奴隷だ、断れぬ。

挿絵と押し花(アケビの蔓)の装飾は妻の協力によるものです。今回の作品展は例年以上に数も多く、素晴らしい作品揃いでした。この書体での作品出品は3回目で、まだまだ初心者レベルですが、少しはそれらしくなってきた気がします。