ビストゥーンの磨崖碑(2)ローリンソンのサインがあった!

 

さて、このビストゥーンの磨崖碑の位置であるが、写真でみると分かりやすいだろう。小生が下から撮った写真である。下の方で人物がいるところが道であり、この磨崖碑をみるには下から見上げるわけであるが、100m近い頭上のものを肉眼では見ることはできない。また補修用に足場が組まれているので視界が遮られるため、レリーフや碑文を見ることは不可能なのである。それを小生は目の前でみて、碑文を手で触ったのである。

目の前でみた碑文の壁が次の写真である。

ここは世界遺産である。管理事務所の方に案内してもらいたどり着いたのである。世界中の研究者たちから立ち入りができるようにとの要請が沢山くるそうであるが、許可することはないとのことであった。小生の場合は特別である。

そうそう、今回はこの碑文を解読したローリンソンの秘密を明らかにすることであったね。実はローリンソンはここに自分の名前を書いていたんだ!(現代なら大事な遺跡に落書き禁止!というものだが?歴史的な仕事だから、仕方ないよね。)それが、次の写真である。1844年という文字とH.C.Rawlinsonと他に二つの名前が見えるでしょう。

この写真は特ダネものではないでしょうか????