2021年度アラビア書道展が始まります。

今年も作品展の季節になりましたので、作品を発送しました。会期は12日から17日6日間です。上の画像が私の作品です。3年連続してオマル・ハイヤームのルバイヤートの中から選んだ一つです。右側にナスタアリーク書体(ペルシャ書体)です。右面のサイズはA3です。左側にもA3サイズに詩の和訳と挿絵を入れていますが、額の幅に合わせて少し重ね合わせています。約3カ月間、何枚も書きましたが、最後まで満足できる出来ではありませんでした。س や  ن  の丸い部分の形が奇麗に書けないのです。また、長く伸ばして書く部分の曲がり具合が流麗に書けなかったりするのです。こちらが良ければ、あちらがダメとかになるのです。結局すべての部分がいいと思うようには書けない。これが今の自分の実力なのでしょう。

昨年もそうでしたが、今年の作品展もアラビア書道だけではなく、ペルシア書道、モンゴル書道、ハングル書道とのコラボ作品展なのです。多種多様な作品が展示されますので、お近くの方は是非とも御覧ください。そして11月にはアラビア書道単独での作品展が京都で開催されます。
こちらは2年ぶりの開催となります。私は出品を予定しておりませんが、もしかして、新しい作品が書き上げられるなら、出品するかもしれません。こちらの方の案内状も以下に紹介しておきます。

 

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