米軍がイラン核施設を空爆

昨日の11時ごろでした。NHKワールドのサイトからタブレットに速報のお知らせが届きました。急いで開けてみると上の画像が現れました。トランプが米軍がイランの核施設を攻撃したとの演説が流れました。テレビをつけるとNHKニュースもこのことを伝えていました。オーマイゴッド!と私は叫びました。先にイスラエルがイランを攻撃し、イランも報復攻撃を繰り返していたさなか、アメリカは2週間以内に攻撃するかどうか思案中ということだったわけですが、たった2日後に空爆が実施されたのでした。

翌日、つまり今日の中日新聞朝刊第一面です。勿論大きく取り上げています。詳しくは皆さん既にニュースでご承知のことですね。イランの核施設3カ所を攻撃したとのことです。アメリカは3カ所を完全に破壊したと言っています。イランは降伏して核開発を放棄しなければならないと主張しています。

これ以後は私の私見です。私はイランが核兵器や核爆弾を持つことは止めて欲しいと思います。が、それはイランだけでなく世界中の国にとっても同じ思いです。既に核を保有している国々も持ってはいけないということです。広島、長崎の被爆体験を有する日本、日本人は特にそう考えるべきだと思っています。欧米諸国はイスラエルがイランを攻撃を仕掛けたことに対して、イランに核を保有させないためにイスラエルの立場を理解できると表明し、イランに核協議に復帰するように勧めていました。核協議に参加したり、離脱したり、再び参加しているのは米国ではないでしょうか。協議が行き詰まれば力でねじ伏せようと空爆するのがアメリカのやり方、イスラエルと一体の今回の行動に怒りを覚えるのです。イランが核開発を進めるのを認めるという気持ちは私にはありません。現政権に対するイランの多くの国民が不満を持っていることも知っています。民主的な国家に生まれ変わるべきだとも少なからず思っています。でも、今回のように戦争を起こして、多くの市民を殺したり、生活を破壊するようなやり方は駄目でしょう。イスラエルが同時にやっているガザでの虐殺は5万人を超えました。前にハマスの攻撃でイスラエル人が殺されたことの報復というのが大義名分かもしれませんが、度の超えたやり口でしょう。
6月23日記

 

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