ب 英文字の b に相当します。 ت 英文字の t に相当します。 ث 英文字の th に相当します。th の日本人が苦手な発音ですね。
点の数で違う文字になります。点の数が非常に重要ということです。別の文字も見ましょうか。
ج 英文字の j に相当します。
ح 英文字の h に相当します。
خ 英文字の kh に相当します。
このように点の数で文字が変わるということがお分かりですね。次にアラビア語以外でもアラビア文字を使っている国(言語)があります。昔はトルコやインドネシアもそうでした。現在ではウルドゥー語やペルシア語がそうです。そこで面白いことが発生するのです。例えばアラビア語には P という音=文字がありません。でもペルシア語には P はペルシア語のPですから必須ですよね。そこで پ という文字が使われています。アラビア語では点を3つ付けた th がありましたが、それは上についていました。ペルシア語では下に点を3つ付けてPとしているのです。同様にアラビア語にはチ chi という音=文字がありません。日本人の千葉さんの名前を書くことができません。ペルシア語にはその音があるので文字が必要です。トルコ語でも必要でした。そこでできたのが چです。上述したグループに点3つの文字が追加されて利用されているのです。そのような文字は5つあるのです。 まだまだ話したいのですが、少し腕がつかれました。今日はこの辺で終わりとしましょう。アラビア文字、如何でしたか?面白いと思われたら「いいね」ボタンを押していただければ嬉しく思います。
من بی می ناب زیستن نتوانم Man bi mey-e naab zistan natvaanam 美酒無くば、生きていられぬこの身体
بی باده کشید بار تن نتوانم Bi baadeh keshiid baar-e tan natvaanam 酒無くば、身の重さにも耐えられぬ
من بنده آن دمم که ساقی گوید Man bandeh-ye aan damam keh saaghi gooyad یک جام دگر بگیر و من نتوانم Yek jaam-e degar begir-o man natvaanam
酌人(サーキー)が「もう一杯」と囁く瞬間
私は奴隷!いうがまま
アラビア書道の世界での第一人者本田先生の作品集が出版されました。マレーシアの Islam Arts Museum Malaysia による発行で、先般UAEにて出版記念セレモニーが開かれたそうです。私も一部入手しました。日本国内で購入できますので、関心のあるかたはアラビア書道協会でお求めください。著作権の問題がありますので、PRということで、少しだけここに紹介させて頂こうと思います。
英語訳でもっとも有名なFitsGeraldは次のように訳しています。 Alas, that Spring should vanish with the Rose! That Youth’s sweet-scented Manuscript should close! The Nightingale that in the Branches sang, Ah, whence, and whither flown again, who knows!