イスファハーンの名所を紹介しているが、今回はSheikh Lotfollah Mosqueである。イスファハーンで一番有名なモスクは長方形状の「王の広場(現イマーム広場)」の南側の辺に位置する「王のモスク(現イマームモスク)」であろう。そのモスクに向かって立つと、左側(東側)の長辺に位置するのがタイトルのモスクである。Sheikh Lotfollahモスクという名であり、サファヴィー朝の名君アッバース大王がレバノンから招いた人の名前である。彼は最初マシャド(Mashahd)に呼ばれた後に、先述の「王のモスク」およびマドレッセ(学校)の責任者としてイスファハーンに招かれたのであった。Sheikh Lotfollahの名が冠されたこのモスクが建てられたのは1602年~1619年である。
私がこれを取りあげたのは、このモスクの内部が非常に美しいからである。このブログのトップにランダムに現れる写真の中にも入れているのであるが、実に美しい。私が写した素人写真ではどこまで伝わるかは分からないが、それなりに美しさは分かってもらえると思う。モスク内部に入る光の具合でも変化するので、一日に何度訪れても楽しめるモスクである。