サウジアラビア映画:少女は自転車にのって

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冒頭の画像でお分かりのように、今回は映画の紹介です。サウジアラビア映画なのでちょっと珍しいのではないでしょうか。でも、日本語の字幕が入って、日本で上映された映画でして、私は3年ほど前にDVDを入手しています。

あらすじは、DVDのカバー(上の画像)にこのように書かれています。「サウジアラビアの首都リヤドに住む10歳のおてんば少女、ワジダ。彼女は男友達のアブドゥラと自転車競走がしたくて、母親に懇願するが、サウジアラビアでは女性が自転車に乗ることさえも良しとしない戒律がある為に、全く相手にされない。そんなある日、素敵な自転車を見つけ、いつか手に入れることを誓う。そして、必死にアルバイト代を稼ぐが、自転車代には程遠い。諦めかけていたそんな時、学校でコーラン暗唱コンテストが行われることになったのだ。コーランは大の苦手のワジダだったが、その優勝賞金で自転車を買うために迷わず立候補するが・・・」

カバーのあらすじはここまでである。また、インターネットの映画紹介のサイトでも書かれているあらすじはこの程度である。これが映画や販売されているDVDに対する礼儀なのであろう。従って私もそれ以上のあらすじを書くのは控えることにする。映画紹介のサイトを見ていると、偶然に7月5日から10日まで東京の岩波ホールで、この映画が上映されることになっている。まさにタイムリーな投稿になった。

さて、この作品はサウジアラビア初の女性監督によるものである。女性だから珍しいということではなく、サウジアラビアという社会環境に置かれた女性の視点で作られたのであろうと期待するのである。そして、この監督自身はドイツで活躍しているとのこと。でも、この作品はサウジアラビアで撮影されているということなので、見ることのできないサウジの風景を知ることができるのである。

反体制運動などの芽が出ないようにということなのか、集会などが禁止されているサウジアラビアでは、1970年代には認められていた映画館営業が禁止になっていた。2018年にはそれが解禁になったというが、どの程度普及したのかなどの現状は私には分からない。

いずれにせよ、サウジアラビアの映画がみえることは数少ないチャンスであろう。

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